先日久しぶりに、技稜会(主に大阪の宝飾職人さんの集まる会)の勉強会に出席。
今回のテーマは「象嵌」。備前長船から刀職(彫金師)の片山さんをお招きして、実際に作業を見せていただきながらお話を聞かせていただきました。

象嵌の種類としては、本象嵌・布目象嵌・上古象嵌・消し象嵌・鑞流象嵌・擦付象嵌・切り嵌め象嵌・高肉象嵌・平象嵌・線象嵌を実演をスクリーンに映しながら解説と質問に答えていただきました。
使われていたのは宝飾の和彫りとほとんど同じ道具。とても興味深い。
現在ジュエリーを作っている職人さんで胡坐で作業する人は少ないと思うけれど、昔はジュエリーの製作もも畳の上で胡坐で作業してたんですよ。



刀鍔やその他の刀装具に脇差もお持ちいただいていました。透かしに、打ち出し、象嵌、彫りの入ったもの。
私ももう少し真面目に和彫りに、というか洋彫りも含めた彫りそのものにもう少し真面目に取り組まなければ!と感じた勉強会でした。
不思議と刀匠や刀職の方に接する機会が何年かに一度あるのですが、一昨年18年ぶりに「正宗賞」を受賞された河内國平刀匠の新作刀展を見に行き、刀匠とお話しさせていただいた時にも感じたのですが、私が出会った日本刀を作る仕事に携わっている方というのは、どなたもまさしく日本刀のように穏やかで静かな空気を纏いながらも、内面はとても力強いものを感じさせる方達ばかり。お仕事がら武道をされている方が多いというのもあるのでしょうけど。
親切で優しい方が多い気がします。